占いでみる時流

考えること

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今年も早いもので10日ほど経ちました。年末年始も終わり、仕事モードになってきた方が多いのではないでしょうか。
また、年末年始では、2023年の運勢で一喜一憂した方も多いと思います。

今回は、「占いで時流を読む」をテーマにコラムを書きたいと思います。
経営者にとって、ビジネスをする上で「時流」を読むことはとても大事です。
時流は社会一般の流れで、それを占いでと思われるかもしれません。しかし、意外に当たっているところもあります。

 

 2022年は「五黄の虎」の年

例えば、2022年は「五黄の虎」でした。

五黄の虎とは、九星気学の「五黄土星」と干支の「虎年」で36年に1度巡ってくる、世の中が非常に乱れるという年でした。
皆さんもご存じの通り、ウクライナ戦争、首相への襲撃など、歴史的にも大きな出来事だったのではないかと思います。
(※九星気学は9年に一度、干支は12年に一度、同じ星回りでめぐってきます。ちょうどそれが重なるのが36年になります。)

そういうことで、占いもあながち捨てたものじゃないと思いつつ、よく運勢動画を視聴しています。
五黄の虎年は「破壊と再生」と呼ばれていて、破壊の後に、再生もやってくると言われます。
破壊されつくしたところから、新しい芽が出てくるというイメージです。

実は、私は「五黄の虎」の年に生まれました。1986年生まれです。
去年が2022年でちょうど36歳という節目の年でもありました。1986年はバブル経済が始まった年でもあります。
1986年から1991年まで日本での資産価格の上昇と好景気が起きました。

そのまた36年前は、1950年で朝鮮戦争が始まった年です。朝鮮特需に沸いた経済だったかと思います。
そこから、「もはや「戦後」ではない」と言われる経済に発展していきます。
そして、そのまた36年前は、1914年で第一次世界大戦がはじまった年です。
ここでも欧州が主戦場で日本は大正バブルで以降、輸出が好調だったようです。

2022年もウクライナ戦争によって、物価高騰などさまざまな産業で大きな影響がありました。
ただ、破壊があれば再生もある。今年から徐々に経済も回復していくものと思います。
後から振り返れば、2022年が何かの始まりとして記録されるかもしれませんね。

 

「迷いながら準備」して進んでいく2023年

占いによると2023年は、2024年に向けた準備の期間と位置付けられているようです。

現状、新型コロナの影響や物価高騰の影響で、どういう風に経営を行っていけばよいか迷う時期でもあります。
2024年には、それらが一つの方向にまとまっていくということのようです。
つまり、2023年は、2024年に「整うであろう方向」に、「迷いながら準備」して進んでいく年です。
新型コロナ感染症や物価高騰で新しいことにチャレンジしても失敗して、再度ゼロからスタートを余儀なくされるかもしれません。
でも、そういう運気だからと思うと意外に平常心を保てるものです。

そして、これまで3年間は「コロナのせいで…」と、ある意味で言い訳・他責にできた時期でもありました。
今年からコロナ融資の返済がスタートする会社もあります。
新型コロナによる本当の戦いがここから始まるのかもしれません。
今までの「コロナのせいで…」は通用しなくなり、他責ではなく自責で進んでいくしかありません。
気持ちを切り替えていく必要があるのではないでしょうか。

 

「チームワークを大切にする」

また、占いによると、うまくいかないときの処方箋としては、「チームワークを大切にする」と良いそうです。
2023年は「四緑木星」の年、四緑木星の定位置は「南東」。南東の方角は「巽」とも言います。
巽は、「己」「己」「共」と書きます。
つまり、自分の思いや考えを共に話し合いながら進めていくと、運勢的には「吉」ということです。
独善的にならず、他者の意見に耳を傾けるという、当たり前のことに気を付けていきたい1年だという風に思っています。

世の中の流れは一定の周期や一定の法則があります。
それを、占いや運勢は人に伝えているのだと思います。
ビジネスの世界は、世の中の流れに大きな影響を受けていることは確実です。
皆さんも、少し占いで時流を考えてみてはいかがでしょうか。

 

最後に、余談ですが、占いに興味を持ったエピソードをご紹介します。

中小企業診断士になるためには実務研修というものを受講する必要があります。
机上ではなく実際の企業の現場で経営診断をする内容です。

その時の担当だったベテラン中小企業診断士がおっしゃっていた内容があります。
おおよそ下記のようなことだったと思います。

コンサルタントも占い師も経営者に対して「何かを信じさせ、やってもらうということ」では一緒。
しかし、コンサルタントはそうなる理屈やロジックが必要です。

一方で、神頼みや占いに傾倒する経営者が一定数いるのは事実で、それにはやはり理屈やロジックを超えるものがある。
そこはコンサルタントも真摯に学ぶことが必要では。

すごく納得感のあるご指摘でした。それ以降、占いに興味をもつようになりました。
将来的には、趣味で占いができるようになったらいいな、と思いつつ今に至ります。

5年前の話です。今年こそ占いにチャレンジしてみようかな!?

 

 

 

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